岩手県内の感染症発生状況(10月第3週定点把握患者の状況)

■風疹増加中。

・風疹は県央、関東地方を中心に流行しております。

今後、全国に拡大が予想され妊婦が感染すると、先天性風疹症候群が心配されます。この疾患はワクチンで予防が可能です。ワクチン接種がわからない方、これから受けようと考えている方は早めに医療機関に相談されることをお勧めいたします。

 

■インフルエンザは県中心部と盛岡市で報告がありました。今後の動向に注意が必要です。外から帰宅後の手洗いが重要です。

■RSウイルスは減少傾向ですが、奥州、県央、釜石地区で多くなっています。

・乳幼児に多い呼吸器感染症で、例年秋から冬にかけて流行します。

・予防は、咳やくしゃみ、ウイルスが付着した手指からの感染を防ぐため、咳エチケットや手洗いの励行が重要になります。