感染症発生状況

★令和4年10月3日～10月9日の定点把握感染疾患状況は

■結核の報告が1例ありました。

■レジオネラ症の報告が１例ありました。

■手足口病は、宮古および久慈地区で警報値（定点当たり患者数５人）を超えました。

飛沫及び接触感染や便中に排泄されたウイルスからも感染します。

夏季に幼児を中心に流行するウイルス性疾患で、口の中や手足に水泡性の発疹が現れます。

乳幼児は、口内の発疹により水分補給が上手く出来なくなるため、脱水症状に注意が必要です。

稀に髄膜炎を発症する場合があるので、高熱や嘔吐の症状がある場合は速やかに受診するようにしましょう。

手洗いは流水と石鹼を十分に使い、タオルの供用は避けるようしましょう。

■感染性胃腸炎は前週より増加しました。

★感染性胃腸炎について

集団で生活をする場所については引き続き注意が必要です。

胃腸炎ウイルスは消毒用アルコールが効きにくく、調理前と食事前、用便後の石けんと流水による手洗いが重要となっております。

患者の吐物や便は、使い捨て手袋とマスクを着用して塩素系薬剤で処理しましょう。また石けんと流水による手洗いをしっかり行い、タオルの共用を避けるようにしましょう。

★溶連菌咽頭炎について

溶連菌咽頭炎の主な症状は、発熱、全身倦怠感、咽頭通で、急性腎不全を併発することがあります。

症状が改善しても処方された薬は飲み続けることが大切です。手洗いの励行と患者との濃厚接触を避けることで予防しましょう。

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